秋刀魚の味

秋刀魚の味

 12月に入ると、取引先のホテル・旅館で業者会の機会が増える。先日も箱根で、取引ある100社ほどが一同に会し、宴が催された。

 歯ブラシ一本を収める零細から飲料を一括受注する大手ビール会社まで、銀行があればアミューズメント系・エステ関係もあり、その業態は多種多様。中でも70名の常駐者を置く我が社の規模は、ひときわデカい。顧客側がフロントやルーム係といった表の顔ならば、我々は宿泊客には目の届かないところを支える裏方の役割。旅館とは、一蓮托生の関係といっていい。

 腕に自慢の調理人の、本領発揮した料理の数々が運ばれてくる。口で味わうよりも目で堪能する、日本料理の神髄。こういうものを定期的に頂けるのは、ありがたい限りだ。

 人間というのは勝手なもので、せっかくのご馳走も回を重ねるうち飽きがくる。次の朝、不思議と食べたくなるのはあったかいご飯と味噌汁、切り身の焼き魚に納豆と漬物。これがまたよく出来ていて、旅館の朝食には例外なくこのメニューが用意されている。オレ、今さら海外には住めないな。



旅館に住み込みで勤めたい方!
お問い合わせはこちらから!

?Gg[???ubN}[N??