生涯一度の面接 その1

それまで仲間内でやっていた商売を離れ、それにせっかく子供も生まれることだしここは心機一転、見知らぬ土地で生活してみようと思いついた。だからってあんまり遠いと周囲(双方の親が千葉と神奈川)の抵抗が強そうだし、静岡がいいなと、漠然とした思い付きからだった。なんかいいじゃん、静岡って響き。

知人の紹介で専務さんを紹介いただき、当時は会社の売り上げの大半を占めていた写真現像の電算室に勤めることで話は決まった。それが直前になって専務から再び連絡があり、「辞めるって言ってた人間が残ることになっちゃってさぁ、ビルメンなら空いてるけどどう?」とのこと。電算にしろビルメンにしろ、わからない仕事なのに変わりはない。もっと言うと、当時の僕は世の中の事なんかまるでわかっちゃいなかった。ただ静岡に住みたいだけが目的だったから、「それでいいです」って即答した。「それじゃさぁ、履歴書用意して本社まで来てくれる?」

そこで生涯初の面接に臨むべく、生まれて初めて清水市(当時)を訪れた。



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